9月 01 2013
伊勢神宮式年遷宮 御白石持行事
「お伊勢さん」「伊勢神宮」の呼び名で親しまれている神宮様で、第62回式年遷宮の御白石持行事が行われております。
新しい御正殿の敷地に敷き詰める「御白石」を奉献する民俗行事です。
宮川流域より拾い集めた「御白石」を奉曳車に載せ、おはらい町を練り進みます。
迫力ある勇ましい木遣りの歌声から御白石持行事は始まります。
エンヤ、エンヤの掛け声高らかに、祈りを込め力を合わせ総勢2,000人で2本の曳綱を力強く曳きました。
この御白石持行事には地元の神領民と全国からの特別神領民とを合わせ、何と23万人を超える方々が参加される予定です。
神域に入ってからは一人一人が「御白石」を白布に包み、普段立ち入ることのできない御垣内の中に入り、真新しい御正殿近くまで進み、「御白石」を奉献いたします。
写真は、いよいよ新たに造営された御正殿へと向かうところです。御正殿を間近で拝む事ができるのは20年に一度、この時しかございません。
光り輝く美しい御正殿を目の前にし、感動と崇敬の気持ちでいっぱいになりました。そして祈りを込め「御白石」を自らの手で奉納させて頂きました。
これから、第62回式年遷宮はクライマックスの「遷御の儀」をお迎えになられます。皇大神宮(内宮)様は10月2日(水)に、豊受大神宮(外宮)様は10月5日(土)に執り行われます。
午後8時全ての灯りが消された浄闇の中、大御神は本殿を出御、新殿へ入御されます。荘厳な古代絵巻が繰り広げられます。皆様ご注目ください。
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