神社仏閣・設計、施工、文化財修復、三重県桑名市の小島建設。

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只今施工中ブログ

只今施工中

8月 18 2012

漆喰づくり体験

 

愛知県正明寺様御本堂漆喰塗工事を行っております。

お寺様が「本物の漆喰作りを子供たちにも見せたい」とおっしゃって頂きましたので、早速お子様に漆喰を作る過程を現場で体験して頂きました。

 

 

 

ひと昔前は、お寺さんの建築が近所でやっているというと、よく手伝いに行ったもの。本堂の瓦を大勢の人間で手渡しで運んで降ろしたとか、荒壁づくりの為に土を運んでワラを混ぜて寝かせて、足で踏んで練って臭くてたまらない中ドロドロになって大変だったとか、そういう昔の現場での体験をお寺の総代様に聞かせて頂く事がございます。

 

 

今では安全管理上の事もあるので、さすがに屋根の上に登って頂くような危険なことはできませんが、我々としては本来、製作現場に携わって頂ける事は大変に有難い事であるという、意識でおります。その為にできるだけ機会を作っては、現場に来て本物の仕事を少しでも体験して頂けるように心がけております。

 

彼らも小学生の時の記憶として「本堂の漆喰は、庭で大鍋でグツグツ煮込んで作っていたなあ・・・。」

きっと記憶の一片にしっかりと残るのではないかと思います。

 

自分たちも本堂づくりに参加したんだという参加意識を持って頂ければと願いつつ・・・でございます。

 

 

 

 

小島建設は現場での参加体験をお勧めしております。

info@kuemon.jp

☎0594-22-6200

 

 

 

 

 

 

8月 10 2012

三重大学

 

【松阪清光寺様】現場だよりです。
 
先日、三重大学大学院の菅原洋一工学博士先生が清光寺御本堂修復工事現場見学にお見えになりました。
 
菅原先生は、専修寺を中心とした寺院建築、伊勢神宮を中心とした神社建築等、三重県における歴史的建築物・文化財に大変造詣の深い著名な工学博士であられます。
 

 

 

 

現在の現場は構造体である小屋組が一望できる状態ですので、見学するのにはもってこいのタイミングです。

 

先生は、小屋梁の組み方や力荷重の分散のさせ方、

又、向拝部分の変則的な繋ぎ方から彫刻類の絵様まで、

大きな構造部材から細かい部分に至るまでしっかりと見ていかれました。

大変に気温の高い暑い一日でしたが、活き活きと眼を輝かせながら動きまわられる先生の姿がとても印象的でした。

 

 

清光寺様の御本堂は、将来の重要文化財になるように

精魂込めた仕事をし、後世に繋ぐよう頑張ってまいります。

 

 

 

小島建設は菅原洋一先生を応援しています。

info@kuemon.jp

☎0594-22-6200

 

 

 

 

7月 12 2012

組棟

 

三重県松阪市の清光寺様御本堂。

梅雨空の中ではありますが、 御本堂の大屋根瓦葺が着々と進んでおります。

 

現在は大棟熨斗瓦積上げ作業中です。

写真では少し解りづらいのですが、清光寺様御本堂大棟は組棟となっております。

 

既存の大棟は、輪違い瓦が2段積みの半組でした。

鬼瓦の大きさ・棟の高さ・熨斗の段数・本堂の大きさを考慮し、

全体のバランスを整えるとこの度の大棟は輪違い瓦4段積の本組が相応しいであろうという結論に至り、了承を得て4段積本組に変更させて頂きました。

 

棟の組方にも原寸でこだわり、現場での意見を大切にし、

全体を考慮し洗練された風格のある御本堂の屋根というものをお客様に提供することを目指し、熱意を込めて仕事に取り組んでおります。

 

 

Seikoji Temple, Matsusaka, Mie, Japan

 

 

 

7月 09 2012

懸魚

 

三重県松阪市の清光寺様

 

御本堂大棟妻の懸魚、鰭、六葉、樽栓の彫刻が終わり、取り付け準備が整いました。

 

 100年前の創建当時の絵様を忠実に再現しております。

 

清光寺様の歴史、未来へ繋げていきます。

 

 

 

 

 

 

6月 28 2012

鬼瓦完成

三重県松阪市清光寺様御本堂

鬼瓦据付作業が無事完了いたしました。

 

 

 

鬼瓦を含め屋根瓦というものは、下から見上げた時に美しく見えるよう計算されて作ってあります。

瓦葺職人も十分に心得ていて、下からの目線を意識して擦合わせを行い、角度を決め葺いてまいります。

 

やはり下から見上げると落着きと風格が感じられます。

何だか鬼瓦が活き活きして見えますね。

 

 

 

 

6月 25 2012

鬼瓦組上げ

 

三重県松阪市清光寺様。

いよいよ御本堂鬼瓦の組上げ作業です。

building up the Oni-gawara at Seiko-ji Temple, Matsusaka, Mie.

 

 

先日、季節外れの台風が急接近しましたので心配しましたが、

工程通り問題なく進んでおります。

鬼瓦の組み上げ作業

 

 

大きな鬼瓦です。専用の足場を設けました。

組み上げるのに何と七人がかりです。

鬼瓦の組み上げ作業

 

 

大枠は組み上がりました。

各所に緩みなく鬼瓦を据付けました。

どっしりとした安定感があります。

鬼瓦の組み上げ作業

 

 

 

6月 21 2012

漆喰づくり

弊社施工の漆喰塗は、こだわりの昔ながらの製法で漆喰を造ります。

 

布海苔を炊いて、石灰や、すさを混ぜ合わせます。

 時間と手間がかかりますので、今ではほとんど見掛けなくなってしまいました。

しかし、この手間をかける事で、既製品のどの漆喰よりも強度が上がるのです。

 

効率と利益だけを追求する昨今の流れとは逆かもしれませんが、昔ながらの伝統的な製法の良いところ、こだわって続けてまいります。

  

 

薪をくべ、鍋で煮詰めます。時間がかかります。

 

 

 少し寝かせてから仕上げに入ります。

昔からの漆喰の出来上がりです。

 

 

6月 15 2012

鬼瓦

現在施工中の松阪市清光寺様の大棟の鬼瓦です。

既存の鬼瓦をできるだけ緻密に再現しました。

この鬼瓦を製作した鬼師は、樹敬寺様(弊社施工現場)で厚生労働大臣賞を受賞した鬼師です。

腕利きの仕事師により、こだわりの伝統文化を未来へ残していきます。

Onigawara at Seiko-ji Temple.  Matsusaka, Mie, Japan 

鬼瓦をここに載せます
Getting ready to put the Onigawara in place...

 

 

6月 13 2012

大棟からの眺め

只今施工中の松阪市清光寺様。

大棟からの眺めです。

松阪市街が一望できます。

本葺瓦のラインが棟からみてもきれいに通っております。

瓦職が一枚一枚たんせいこめて葺いております。

 

 

 

5月 29 2012

ホームページをリニューアルいたしました。

ホームページをリニューアルいたしました。

よろしくお願い申し上げます。

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